株式会社ロスコ・マーケティング クリエイツ

『ノマド化する時代』

著者:
2013/04/11

日本から単純な労働による仕事がどんどん無くなくっていることは、ここ10年の内に実感してきたし、それにつれて会社で受ける仕事の内容も大きく変わってきた。マーケティングの仕事にはリサーチ部分とか、データの入力といった単純作業的な要素も多く、そのための人員も抱えていたのだが、今ではそのような作業的業務というものは大変ウエイトが下がっている。よりクリエイティブで、その人しかできないオリジナルなものが求められている。

この本では、そういった仕事と人材の流動化が、どのような構造で発生し、今後どのように動いていくかということが、理論的な枠組みと実際の取材に基づいて、わかりやすく提示されている。ノマドという言葉も単なるカフェで仕事をする人というような表層的なとらえ方でなく、国や企業と行った所属する集団に依存した生き方から、あくまで個人として「何か出来るか」を軸に、住む場所や仕事をする場所を自由に選択していく存在として本質的に捉えられている。マーケッターとして生きていこうという人たちにとっては、キャリア形成の指針となる本だと思う。

 

評価: 


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